スウェーデンのトラック大手スカニアは16日、世界最高のパワーを持つ新しいV型8気筒(V8)エンジンを公開するとともに、2013年末から施行される欧州の排ガス基準「ユーロ6」への対応が完了したことを明らかにした。
\今回公開されたV8エンジンは、最高出力730hp、最大トルク3,500nmとトラック用エンジンとしては世界最高を誇る。スカニアのモジュラーエンジンをベースに、従来のV8シリーズの特徴を引き継ぐと同時に、同社の最新型の直5・直6エンジン技術も盛り込まれている。スカニアでは500hp、560hp、620hpという従来のV8エンジンのラインナップに730hpが加わったことで、顧客の要望に幅広く応えることができるようになったとしている。
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