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2010/5/28

一般・技術・その他 (旧)

Autoscout24、事業の国際化に注力

この記事の要約

中古車ポータルサイト大手のAutoscout24は、事業の国際化を推し進める方針だ。国境を越えてクルマの売買を希望するユーザーが増えているため。中古車市場全体が冷え込むなか、国際取引の利便性を高めることでユーザーを獲得し […]

中古車ポータルサイト大手のAutoscout24は、事業の国際化を推し進める方針だ。国境を越えてクルマの売買を希望するユーザーが増えているため。中古車市場全体が冷え込むなか、国際取引の利便性を高めることでユーザーを獲得したい考え。

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Autoscout24のアルベルト・サンツデラマ取締役によると、欧州内の新車価格が国によって最大30%異なるのと同様に、中古車にも価格差がある。このため、国境を越えて中古車を購入することでコストが抑えられるメリットがある。また、多くのユーザーは、希望のクルマが見つかれば引き取り先までの距離が長いことを苦にしないという。同社がユーザーを対象に「何キロ先までなら取りに行く気があるか」と質問したところ、5人に3人が「200キロ以内」、4人に1人が「500キロ以内」と回答、「500キロ以上」とした人も6人に1人いた。

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ただ、国外中古車市場への関心は国によって開きがある。ドイツ向けのサイトを閲覧する国外のユーザーは18%に達する。とくに閲覧者が多いのはポーランド、ルーマニア、ブルガリアから。一方、国外のサイトを閲覧するドイツ人ユーザーは3%に過ぎない。これについてサンツデラマ取締役は「ドイツの中古車市場は規模が大きく、他国のサイトを探す必要性は薄い。他方、ポーランドやルーマニアの中古車市場では価値のある中古車の出品自体が少ないため、車齢の若い中古車を探しているユーザーはドイツサイトで探すことになる」と話す。

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