仏バッテリー大手サフトのJohn Searle最高経営責任者(CEO)はこのほど、ロイター通信とのインタビューの中で、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車に搭載する自動車用バッテリーの市場規模が2015年までに世界で年50億~100億ドルに拡大するとの見通しを示した。
\同社は米自動車部品大手のジョンソンコントロールズと2006年1月に自動車用バッテリーの合弁会社を設立した。仏西部のネルサに自動車用のリチウムイオン電池工場(生産能力:年2万個)を持つ。
\同工場の製品はメルセデス・ベンツのハイブリッド車「S-400」などに供給している。
\米ミシガン州に建設中の工場は来年に稼働する予定。Searle・CEOによると、米国工場の生産能力は仏工場の5倍となる予定。製品は北米市場やその他の地域に供給する。
\同CEOは中国市場への進出にも意欲を示し、現地工場の建設や現地メーカーとの提携が必要になるとの考えを明らかにした。
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