三菱自動車と仏自動車大手のPSAは6月30日、小型商用車の電気自動車(EV)化について、協力の可能性に関する調査を開始すると発表した。EVパワートレインの開発および供給について電池パッケージングなどの分析や事業性を検証する。両社はすでに乗用車のEVで協力関係にあり、EV事業における提携拡大について検討を進めていた。
\乗用車のEVに関しては、三菱自が「i-MiEV(アイミーブ)」をベースとしたPSA向けのEVを開発・供給することで合意している。三菱自は今年10月からPSA向けのモデルを生産する。同モデルは欧州ではプジョー「iOn」およびシトロエン「C-ZERO」として今年末から欧州市場で販売される予定。
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