米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは、新型コンパクトバン「メリーバ」の発売に合わせ3D映像のスポットCM放映を開始した。「居住空間を体験してもらう」狙いで、インターネット向けと劇場向けの2種類がある。3DスポットCMを投入したのは欧州自動車メーカーではオペルが初めてという。独業界紙『アウトモビールボッヘ』が報じた。
\劇場向けCMはドイツ国内の約300カ所の3D対応映画館のほか、オーストリア、スイス、オランダ、ギリシャでも放映される。CMが流されるのは3D映画「シュレックフォーエバー」の上映前で、メリーバのターゲット層である「小さな子供のいる家族」に向けてアピールする。同CMはまた、家電小売大手メディアマルクトの300店舗の3Dテレビコーナーでも見ることができる。一方、インターネット向けは赤青メガネ(アナグリフ)をかけて見るタイプになる。
\新型メリーバは、フレックススペースのコンセプトに基づいて開発されたモデルで、小型バンとして初めて観音開きのドアを採用している。これまでに4万5,000台の予約を受け付けており、今年は5万台の販売を見込んでいる。
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