独自動車部品メーカーのコンティネンタルとロバート・ボッシュがアイドリングストップ機能の開発に注力している。コンティネンタルは低価格の小型車にも搭載できる新システムを開発。ボッシュはオートマチック車向けのシステムの開発を強化している。独業界紙『オートモビルボッヘ』(28日付、電子版)が報じた。
\同紙によると、コンティネンタルの内装部品部門はこのほど、小規模の投資で短期間に小型車にも採用できるアイドリングストップシステムを開発した。同システムは年内にもアジアの自動車メーカーの量産車に採用される予定という。同システムの中核となるのは「Engine Start Stop(ESS)」と呼ばれる部品で、重要な機能が全て盛り込まれているため、エンジンや変速機の制御システムを変更する必要がないという。
\一方、ボッシュが開発したアイドリングストップシステムは、ポルシェ「パナメーラ」やVW「パサート」などデュアルクラッチトランスミッション搭載車に対応する。また、フィアット「500」に採用されている手動変速の「マニュアルモード」と自動変速の「オートマチックモード」の2つから選択できる自動MTなどにも採用できるという。
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