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2010/7/30

一般・技術・その他 (旧)

ミュンヘン工科大学、2011年IAAに電気自動車のプロトタイプ出展

この記事の要約

ミュンヘン工科大学の研究チームは2011年のフランクフルトモーターショー(IAA)に電気自動車のプロトタイプ「Mute」を出展する計画だ。出展後は開発パートナー企業による量産化を予定しており、2015年の生産開始を見込ん […]

ミュンヘン工科大学の研究チームは2011年のフランクフルトモーターショー(IAA)に電気自動車のプロトタイプ「Mute」を出展する計画だ。出展後は開発パートナー企業による量産化を予定しており、2015年の生産開始を見込んでいる。

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同モデルは2人乗りのサブコンパクトカーで、価格はダイムラーの超小型車ブランド「スマート」と同水準とする計画。このため、研究チームは車体重量で最大400kg、出力15kWの車両登録クラス(L7E)とすることを決めた。

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リチウムイオン電池を搭載するほか、レンジエクステンダーとして空気亜鉛電池を用意する計画。

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このほか、携帯電話網を使ってエネルギー消費量を最適化できる走行ルートをドライバーに知らせるシステムなども導入する計画。このようなモバイル通信と統合するシステムを冬季オリンピックが開催される2018年までに実用化することを目指している。

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