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2010/8/6

総合 – 自動車産業ニュース

ドイツのEV国家プラットフォーム、充電プラグの統一で合意

この記事の要約

ドイツの自動車メーカーは、電気自動車(EV)の充電プラグとして、独MENNEKES社のプラグを標準採用することで合意したもようだ。今年5月に発足した政産学による「エレクトロモビリティー国家プラットフォーム」で、プラグや充 […]

ドイツの自動車メーカーは、電気自動車(EV)の充電プラグとして、独MENNEKES社のプラグを標準採用することで合意したもようだ。今年5月に発足した政産学による「エレクトロモビリティー国家プラットフォーム」で、プラグや充電スタンド、通信技術の標準化作業を取りまとめるアウディのミヒャエル・ディック取締役(技術開発担当)が3日発行の独『フランクフルターアルゲマイネ』紙のインタビューの中で明らかにした。

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同取締役はプラグの標準化について、MENNEKES社はプラグ構造を公表するため、公平な市場競争は確保できると説明。欧州ではイタリアとフランスで異なる意見もあるようだが、欧州域内の統一規格として合意できると見込んでいるとの見解も示した。

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同取締役はこのほか、バッテリーセルのサイズ規格についても合意したと説明。タバコの箱を4つ並べたぐらいの大きさになると語った。

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充電プロセスの制御装置については、自動車メーカーが充電スタンドに設置するよう求めるのに対し、電力会社は車両に内蔵するよう提案しており、今後さらに協議する必要があると語った。車両に装備すると、製造コストや重量が増える難点があるという。

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