全ドイツ自動車クラブ(ADAC)はこのほど、2010年1‐6月期のトラック故障統計を発表した。それによると、故障原因で最も多かったのは電気・スターター系統のトラブル(30.2%)で、前回(09年1‐6月期)に続きトップに立った。次いで多かったのはタイヤ(27.4%)やエンジン(21.9%)だった。(グラフ参照)
\ADACによると、電気系統の故障が増えたのは冬の寒さが例年になく厳しかったことが大きいという。1月単月の電気系統の故障は全体の42.9%と平均を大きく上回ったほか、1~3月の路上サービスの出動回数は例年に比べ2割も増加した。燃料系統の凍結、バッテリの故障、雪や路面の凍結による落輪が特に多かった。
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