2010/8/27

一般・技術・その他 (旧)

エアバッグの開発進む

この記事の要約

エアアッグの開発が進んでいる。独業界誌『auto motor und sport』によると、開発の流れは大きく分けて、既存システムを改良する動きと新しいエアバッグを追加する流れの2つがある。\ 既存システムでは、座席の位 […]

エアアッグの開発が進んでいる。独業界誌『auto motor und sport』によると、開発の流れは大きく分けて、既存システムを改良する動きと新しいエアバッグを追加する流れの2つがある。

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既存システムでは、座席の位置、体重、体格などの情報を分析してエアバッグの開き具合を調整する研究が進められている。従来のエアバッグは主に、身長が約1m80cm、体重は78kgの乗員を基準にしているため、小柄の人にはエアバッグのクッションを柔らかくするなどの開発の余地があるという。同誌によると、このようなシステムは、メルセデス・ベンツが最新の安全技術を駆使した「ESF 2009」にすでに導入されている。

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一方、新しいエアバッグを追加する動きでは、メルセデス・ベンツ、トヨタ、タカタ・ペトリ、TRWなどが、乗員の頭同士がぶつからないようにするため乗員の間にエアバッグが開くシステムを開発している。また、後部座席の安全性を高めるため、シートベルトにエアバッグを組み込み、胸部への衝撃を和らげる「ベルトバッグ」の開発も進んでいる。両システムとも実用化まで2~3年かかるとみられている。

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このほか、オートリブは歩行者を守るため、フロントガラスの下端にエアバッグを組み込み、ボンネットに向けて開く仕組みなどを開発している。ただ、歩行者の負傷は車両にぶつかった時よりも、道路に打ちつけられた際に生じるケースが多いため、歩行者保護用のエアバッグの開発を疑問視する向きもあるという。

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