2010/9/3

企業情報 - 自動車メーカー

独オペル、イスラエル市場に再進出

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは8月30日、イスラエルのシュロモ・グループ(Shlomo Group)と同国におけるオペル車および部品の輸入・販売代理店業務についての覚書(MoU)を交わしたと発表 […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは8月30日、イスラエルのシュロモ・グループ(Shlomo Group)と同国におけるオペル車および部品の輸入・販売代理店業務についての覚書(MoU)を交わしたと発表した。シュロモ・グループは2011年初頭から同国で販売を開始する予定。

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オペルは欧州域外への輸出を強化しており、中東やアジア・太平洋地域、南米市場への進出も計画している。

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シュロモ・グループはイスラエルでも大手のホールディング会社で、自動車事業のほか、エネルギー、通信、港湾運営、造船、運輸、保険、不動産など幅広い事業を展開している。1974年の設立で、ペター・ティクワに本社を置く。

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■ 欧州域外にも進出

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オペルは欧州域外の5市場に進出する計画だ。年内にも中国市場で販売を開始するほか、オーストラリア、南米の2カ国に進出する計画が具体化している。オペルのニック・ライリー社長が独『フランクフルターアルゲマイネ』紙(8月26日付)に明らかにした。

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オペルの親会社であるGMはこれまで、欧州域外ではオペル車を「ビュイック」や「ホールデン」のGMブランドで販売してきた。しかし、成熟市場の欧州ではオペルの大幅な販売増加は見込めず、同社は今年も赤字となる見通しであることから、GMは欧州域外でもオペルブランドを販売する決定を下した。

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■ 新モデル攻勢で業績改善

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オペルは販売地域の拡大に加え、ラインアップの拡充により業績改善を目指す戦略だ。『フランクフルターアルゲマイネ』紙によると、同社は「コルサ」の下に位置づける新たなエントリーモデルの投入を計画するほか、「インシグニア」のカブリオレモデルを2015年にも発売する予定。また、「コンボ」の後継モデルや「アストラ」の派生モデルを2機種販売することも計画している。

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さらに、開発中の電気自動車「アンペラ」は2011年末にもドイツ市場で発売する見通し。同計画が実現すれば、オペルはドイツの量産車メーカーの中で、最初に電気自動車を市場投入するメーカーとなる。

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