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2010/9/3

企業情報 - 自動車メーカー

VW、小型車「Up」をスロバキア工場で生産

この記事の要約

欧州自動車最大手のフォルクスワーゲン(VW)は、小型車の新シリーズ「アップ(Up)」を2011年からスロバキアのブラチスラバ工場で生産する計画だ。Upのスタディモデルはリアエンジン・後輪駆動となっていたが、量産モデルでは […]

欧州自動車最大手のフォルクスワーゲン(VW)は、小型車の新シリーズ「アップ(Up)」を2011年からスロバキアのブラチスラバ工場で生産する計画だ。Upのスタディモデルはリアエンジン・後輪駆動となっていたが、量産モデルではフロントエンジン・前輪駆動になるもよう。独自動車専門誌『auto motor und sport』(8月28日付、電子版)が報じた。

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同誌によると、VWはUpの派生モデルを2012年にグループブランドのセアトやシュコダからも発売する計画。エンジンは当初、VW「ポロ」の現行モデルに搭載している1.2リットルの新型3気筒エンジン(出力:70~80PS)を採用し、その後、新開発の0.8リットル2気筒エンジンを投入する予定という。出力はガソリン車が約70PS、ディーゼル車は51PSとなる見通し。

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同誌によると、VWはUpを欧州市場に投入した後、装備を簡素化した低価格モデルをインド市場に投入する。2013年にはUpの電気自動車の発売も計画している。

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