独自動車部品メーカーのA.カイザー・オートモーティブ・システムズはこのほど、独ロバート・ボッシュのガソリンシステム事業から、カットオフバルブ、電空変換器、電空制御器の生産ラインを取得した。ボッシュからカイザーの本社工場(アインベック)への生産設備の移管はすでに完了している。取引価格は公表していない。独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\カイザーは自動車に搭載される電動部品の需要は今後拡大するとの予想から、今回の取引により、電動バルブのラインアップを強化する。
\同社はバルブや空気管、エアフィルター、活性炭フィルターなどを生産している。従業員数は世界で約1,400人。ドイツのほか、ポーランド、ハンガリー、スペイン、メキシコ、中国に工場を持つ。売上高は約1億3,000万ユーロ。
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