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2010/11/19

一般・技術・その他 (旧)

独テュフ・ノード、ウクライナの車検サービス民営化を支援

この記事の要約

独技術検査サービス大手のテュフ・ノードは17日、ウクライナの提携企業Autologistikaがキエフに車検サービスの第1号店を開設したと発表した。同国では2009年に車検事業を民営化したばかり。テュフ・ノードは車検のノ […]

独技術検査サービス大手のテュフ・ノードは17日、ウクライナの提携企業Autologistikaがキエフに車検サービスの第1号店を開設したと発表した。同国では2009年に車検事業を民営化したばかり。テュフ・ノードは車検のノウハウを提供すると共に、人材育成も支援していく。

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Autologistikaは新車の輸送サービスを国内全域で展開している。今後は子会社のLaboratory of Technical Inspection Autologistikaを通して車検サービスも全国展開する計画。

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テュフ・ノードによると、ウクライナ(人口:約4,600万人)では現在、約650万台の車両が走行している。うち大部分は使用年数が7年を超えているという。

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同国では2年に一度の車検が義務付けられているが、従来の車両検査は西欧諸国に比べると十分とはいえず、テュフ・ノードでは電気システムにも重点を置いた車検技術を同国に導入していく方針だ。Autologistikaでは西欧諸国と同水準の車検サービスを提供するとしている。

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また、テュフ・ノードは、旧ソビエト連邦諸国出身の経験豊かな専門家をキエフに派遣するなど、現地の人材育成も支援している。ウクライナの交通省では車検技術の向上が交通事故の減少に寄与すると期待している。

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