ベルギーの自動車販売最大手ディーテレン(D’Ieteren)が19日発表した2010年7-9月期連結決算は、売上高が前年同期から9.9%増加した。国内自動車市場の好調を受け、自動車販売、自動車ガラスの修理・交換、レンタカーの全ての事業部門で増収となった。
\部門別の売上高は、中核の自動車販売部門のディーテレン・オートが前年同期から7.7%、自動車ガラスの修理・交換部門のベルロンが15.9%、レンタカー部門のエイビス・ヨーロッパが4.5%それぞれ増加した。
\ディーテレンは第3四半期の好業績を受け、10年通期の税引き前利益を、従来の前期比25%増から30%増に上方修正した。
\ディーテレン・オートは、フォルクスワーゲン、アウディ、シュコダ、セアト、ポルシェ、ベントレー、ランボルギーニ、ブガッティ、ヤマハの輸入販売を手がけており、ベルギーの新車市場で29%のトップシェアを誇る。
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