仏自動車工業会(CCFA)が1日発表した2010年11月の同国の乗用車新車登録は19万3,970台となり、前年同月に比べ10.8%減少した。1~11月の累計は2.4%減の202万3,410台だった。CCFAは11月までの累計ですでに200万台を超えていることから、通期では約220万台になるとの予想を示している。
\11月の新車登録をメーカー別にみると、PSAプジョー・シトロエンは全体で11.5%減の6万3,012台。プジョーが3万5,762台と2.3%の減少にとどまった一方、シトロエンは21.2%減の2万7,250台と大幅に落ち込んだ。ルノー・グループも10.6%減の5万951台と振るわなかった。ルノーが13.9%減の4万2,728台となった一方、ルーマニア子会社のダチアは11.8%増の8,223台と健闘した。
\日本メーカーは、日産が50.9%増の6,589台と大きく伸びた一方、トヨタ/レクサスは30.4%減の5,948台となり明暗を分けた。
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