2010/12/10

総合 – 自動車産業ニュース

中国がWTO紛争でEUに初勝訴、留め具のダンピング問題で

この記事の要約

欧州連合(EU)が中国製の留め具に反ダンピング措置を発動したのは不当として中国が世界貿易機関(WTO)に提訴している問題で、WTOの紛争処理小委員会(パネル)は3日、中国の訴えを認め、EUのダンピング措置を協定違反とする […]

欧州連合(EU)が中国製の留め具に反ダンピング措置を発動したのは不当として中国が世界貿易機関(WTO)に提訴している問題で、WTOの紛争処理小委員会(パネル)は3日、中国の訴えを認め、EUのダンピング措置を協定違反とする裁定を下した。EUと中国のWTOを舞台とする通商紛争で、中国が勝訴するのは初のケースとなる。

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EUは2009年1月、中国の留め具メーカーが金属製のねじ、ボルトなどを不当な廉価で輸出し、域内業界に打撃を与えているとして、最高85%に上る反ダンピング関税の適用を開始。これに対して中国政府は、EUによるダンピング認定の手法には誤りがあり、反ダンピング措置の適用はWTOのルールに反する不当な措置として、同年7月に提訴していた。

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中国商務省は同日、WTO裁定を「EUによる反ダンピング措置が差別的でWTOのルールに反することが確認された」と歓迎する声明を発表した。一方、EU側の反応は不明だが、裁定を不服とする場合は60日以内に上訴できる。

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