米自動車大手フォードのトルコ合弁子会社、フォード・オトサンは、2011年から米国市場における販売規模を50%拡大することを計画している。ヌリ・オタイ最高経営責任者(CEO)が14日、ブルームバーグ通信に明らかにした。
\フォードとトルコのコチ財閥の合弁会社であるフォード・オトサンは、昨年からトルコ北西部のコジャエリ工場で生産した小型商用バン「トランジット・コネクト」を米国市場に輸出している。オタイCEOによると、トランジット・コネクトは、米国でタクシーや郵便配達車として需要が高く、来年は3万台の販売を見込んでいる。
\フォード・オトサンは、日産自動車、トルコのカルサン・オートモティブとともに、ニューヨークの次世代タクシーの選考で最終候補に残っている。ニューヨークのタクシー事業者は、市政府とタクシー・リムジン協議会が選んだ車種を導入することになっている。新車両は来年初めにも発表される。
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