ドイツで1月初めからバイオエタノールの混合比率を10%に引き上げたガソリン(E10)の販売がスタートした。ただ、政府の決定が12月であったため、実際にガソリンスタンドで販売されるまでに1カ月~数カ月かかる見通し。
\同国ではこれまで、バイオエタノールの混合比率は最大5%(E5)に制限されていた。E10に適応していない車両が一部あるため、2013年まではE5の販売も継続される。
\業界団体によると、約90%の車両は問題なくE10で走行できるが、国内の登録車両のうち約310万台の自動車、約100万台の自動二輪がE10に適応していない。ドライバーに対しては、ウェブサイト(www.dat.de)でE10に適応しているかどうかをチェックする、あるいは自動車販売業者などに事前に確認するよう勧めている。
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