英国の自動車エンジニアリング大手MIRAはこのほど、空力効率の改善により、抗力係数を30%低減することができるボックストレーラーのデザイン開発に成功したと発表した。
\MIRAは、CADジオメトリとモーフィング技術を駆使して積載量を犠牲にすることなく空力性能の最大化を実現するボックストレーラーの形状をデザインするとともに、キャブとトレーラーに抗力を低減させるためのアンダーボディパネルを取り付けることで、全長4.5メートルの標準タイプのボックストレーラーで積載量は従来通りのまま、抗力係数を4.0メートルのボックストレーラーと同水準にまで低減することに成功した。これにより、15~20%の燃費改善と二酸化炭素(CO2)排出量の削減が可能になるとしている。同社によると、今回開発したデザインは、カーテンサイドトレーラーにも適用が可能だという。
\