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2011/1/14

一般・技術・その他 (旧)

車両現在位置情報サービス、プリペイド式登場

この記事の要約

独ITサービス会社のボルネマン(ニーダーザクセン州ゴスラー)はこのほど、法人向けにプリペイド式の車両現在位置情報サービスの提供を開始した。主に小売、輸送、サービス、手工業者などの利用を見込む。\ 車両に取り付けるGPS端 […]

独ITサービス会社のボルネマン(ニーダーザクセン州ゴスラー)はこのほど、法人向けにプリペイド式の車両現在位置情報サービスの提供を開始した。主に小売、輸送、サービス、手工業者などの利用を見込む。

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車両に取り付けるGPS端末は249ユーロ、初期費用として29ユーロがかかる。

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料金は走行1キロ当たり2セント、位置情報のメール送信で1回当たり2セントとなり、付加価値税(VAT)が別途かかる。プリペイドカードは25、50、100ユーロ単位で充填できる。契約期間や維持・管理費は一切なく、必要なときだけ利用できる。走行データは90日まで保存できるほか、車両が指定されたエリアに侵入あるいはエリアの外に出た場合に携帯メール(SMS)で車両管理者に警告を送るサービスもある。

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プリペイド式を導入したのは、季節や時期によって車両の利用頻度が大きく異なる業界の需要に対応するため。ボルネマンのラルス・ボルネマン社長は「特定のシーズンしか稼働しない業者にとって、年間契約はほとんど意味がない」と話す。

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