独自動車部品大手のコンティネンタルは11日、2010年通期の売上高が255億ユーロを超えたと発表した。EBITベースの売上高利益率は約9.5%に改善した。同社は3月3日に通期業績の詳細を発表する予定。
\2009年は自動車市場の低迷を受けて売上高は約200億ユーロ、EBITベースの売上高利益率も5.8%にとどまった。工場閉鎖に伴うコスト負担の増加なども利益を押し下げた。昨年は天然ゴムなど原料価格の高騰により、ラバーグループ(乗用車タイヤ、商用車タイヤ、Conti-Techなど)のコスト負担が重くなったものの、自動車市場の回復を受けて業績が好調に推移した。
\乗用車向け冬用タイヤの2010年販売は2,000万本を超え、過去最高を更新した。
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