独フォルクスワーゲン(VW)は19日、アップルの携帯端末iPad向けに新型カブリオレクーペ「イオス」の情報を提供するサービスを開始した。カタログ情報が検索できるほか、バーチャル試乗やカラー、アクセサリー組み合わせなどのシミュレーションもできる。接続料金は無料。VWがiPad向けにカタログアプリを提供する初めて。
\VWはiPadを広告媒体として活用することで、テレビなど従来型のメディアとインターネットの両方を使いこなす世代へのアピールを強化する。iPad以外では「作戦タイム」と名付けられたデスクトップアプリがある。同アプリはメールソフトのアウトルックと連動して、イオスの予約販売や確認メール、ディーラーとの予約などができる。
\VWのルカ・デメオ取締役(マーケティング担当)は「自動車販売においてインターネットの役割はますます大きくなっている。我々もこれに歩調を合わせ、マルチメディアを活用して情報を提供していく」と述べている。
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