独技術監査大手のテュフズードは12日、自動車サービス子会社テュフズード・アオトサービス(TSAS)を通して中古車関連コンサルティング会社のクリストフ・ゲルハルト&パートナー(CGP、オルペ)を買収したと発表した。これまで手薄だった中古車ディーラーや修理事業者向けの事業を強化するのが狙い。
\CGPは中古車販売ディーラー向けに経営戦略コンサルティング業務を提供する。ドイツのほかベネルクス三国、イタリア、スペイン、スイス、ラテンアメリカに拠点があり、今年はフランス、インド、トルコ、アラブ首長国連邦にも進出する計画だ。従業員数は25人で、2011年は売上高で300万ユーロを見込む。
\TSASはまた、中古車サービス事業強化の一環として、子会社のテュフズード・オート・コンサルトとテュフズード・アオト・プルスを統合し、フルサービスを提供できる体制を整える考えだ。
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