独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は2013年に予定していた7代目「ゴルフ(Golf VII)」の発売を2012年11月に前倒しするもようだ。22日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)がVWのマルティン・ヴィンターコルン社長に近い筋から得た情報として報じた。
\7代目「ゴルフ」は新型プラットフォーム「MQB(Modularer Quer-Baukasten)」を初めて採用するVWモデルとなる予定。VWは現在、グループ5ブランドの37モデルに同プラットフォームを採用する予定で、2012年夏に発売予定のアウディ「A3」にも導入する計画。
\また、7代目「ゴルフ」にはダウンサイズした燃費の良いエンジンを搭載する方針。2013年には「ゴルフ」の電気自動車(EV)モデルも投入する計画という。
\VWはEV「ゴルフ」を手頃な価格設定とするため、グループでバッテリーや電気モーター、パワーエレクトロニクスをモジュール化し、コストパフォーマンスを向上させる取り組みを進めているという。
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