独BMWは、オーストリアの自動車受託生産会社マグナ・シュタイヤーに、さきのデトロイトモーターショーで初公開したコンセプトカー「ミニ・ペースマン」の市販モデルの組み立てを委託する方針だ。同モデルは2012年末から生産が開始され、13年に発売の予定。BMWのクラウス・ドレーガー取締役(開発担当)が墺『クライネ・ツァイトゥング』紙に明らかにした。
\ミニ・ペースマンのコンセプトは、昨年秋に発売された「ミニ・カントリーマン」がベースになっている。BMWはマグナ・シュタイヤーにカントリーマンの組み立てを委託しており、ドレーガー取締役は「ペースマンの生産も同社に委託することになる」と述べた。
\クライネ・ツァイトゥング紙によると、BMWはカントリーマンの需要増を受け、生産規模を年10万台以上に引き上げた。ペースマンの生産計画については明らかにしていないものの、消息筋によると年2万台を予定しているという。
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