独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は1月27日、メキシコのアナファト州のシラオ市に建設している新エンジン工場の定礎式を行った。新工場の投資規模は5億5,000万米ドル(4億ユーロ)で、年33万基の生産能力を持つ。2013年から生産を開始し、メキシコのプエブラ工場と米国のチャタヌーガ工場にエンジンを供給する。
\VWは今後の成長戦略において北米事業の強化を重要課題としている。米国では2018年までに販売規模を年100万台に引き上げる計画。同目標の実現に向け、現地ニーズに対応した新型の「ジェッタ」や「パサート」などを北米工場で生産していく。
\プエブラ工場では現在、「ジェッタ」、「ゴルフヴァリアント」、「ニュービートル」を生産している。また、チャタヌーガ工場では今年第1四半期から米国市場向けに開発した新型パサートの生産を開始する。
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