独自動車部品大手のロバート・ボッシュと韓国のサムスンSDIが設立した合弁会社SBリモーティブは、4件目となるリチウムイオン電池の受注を獲得した。ボッシュのフランツ・フェーレンバッハ社長によると、まだ詳細は発表できないが、契約はすでに固まっているという。7日発行の独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\SBリモーティブはこれまでに、BMWが開発中の「メガシティー・ビークル」、フィアットとクライスラーのEVプロジェクト、北米市場向けの電動バス向けの3件にリチウムイオン電池を供給する契約を獲得している。
\フェーレンバッハ社長は今後について、韓国工場の生産能力は電気自動車で18万台分にとどまるため、将来は新たに工場を建設することも視野に入れていると説明。第2工場は欧州に建設する可能性が高いとの考えを示した。
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