トヨタ自動車は3月のジュネーブモーターショーに、「iQ」をベースにした電気自動車(EV)のプロトタイプを出展する。このほか、「プリウス+」や「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」のハイブリッド車の出展も予定している。
\「iQ」をベースにしたEVの航続距離は最大105km。コンパクトなリチウムイオン電池を搭載しているため、車内スペース(4シート)やトランク容量を十分に確保できるという。同モデルは2011年に欧州でテスト走行を開始し、2012年にはリース販売する予定という。
\「プリウス+」は7シートタイプのハイブリッド車で、欧州市場で販売する予定。同社の欧州事業の製品企画・マーケティング責任者であるGuillaume Gerondeau氏が英『Autocar』誌に明らかにしたところによると、米国で販売されている5シートのプリウスはニッケル水素電池をトラックスペースに配置しているが、プリウス+はニッケル水素電池より小型のリチウムイオン電池をフロントに配置することにより2シートを確保した。
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