自動車大手の独ダイムラーと仏ルノーはこのほど、共同生産を計画しているダイムラーの超小型車ブランド、スマートおよびルノー「トゥインゴ」の電気自動車において、ルノーが電気モーターを開発し、ダイムラーがバッテリーを供給することで合意した。ダイムラーのトーマス・ウェーバー開発担当取締役が2月28日発行の独地方紙『シュツットガルター・ツァイトゥング』のインタビュー記事の中で明らかにした。
\ダイムラーとルノー・日産アライアンスは昨年4月、戦略提携および資本提携で合意、小型車プラットフォームの共有化やエンジンの相互供給などを盛り込んだ。今回は提携関係をさらに強化することになる。
\ \■ ダイムラーとBYD、中国政府から事業ライセンス取得
\ \一方、ダイムラーと中国のバッテリー・自動車メーカー、比亜迪汽車(BYD)はこのほど、電気自動車(EV)を生産する合弁会社について、中国政府から事業ライセンスを取得した。
\両社は同合弁会社を通して中国市場向けのEVを共同で開発し、新ブランドで販売する計画。EVは2013年にも発売する予定。
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