伊自動車大手のフィアットは2月25日、ロシアの経済開発省に乗用車および商用車の現地生産と販売に関する事業計画書を提出したと発表した。同国における生産能力を年30万台に拡大する計画で、販売網も強化するとしている。
\具体的には、フィアットおよびジープブランドのコンパクトクラスおよび中級車(CおよびDセグメント)の乗用車、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)車、軽商用車を生産する。これに加え、ロシアで販売するモデルを輸入するほか、販売網も強化する。
\フィアットはロシア同業のソレルスと生産提携に向けて協議を続けてきたが、今年2月18日に交渉打ち切りを発表した。ソレルスは同日、米フォード・モーターと合弁会社を設立する計画を発表している。
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