2011/3/18

総合 – 自動車産業ニュース

震災による部品不足、欧州工場に影響も

この記事の要約

東日本巨大地震と福島第一原発事故により日本の部品メーカーの生産や物流に影響が生じていることを受けて、欧州の自動車関連工場の生産に影響が生じる懸念が生じている。特に半導体やエンジン部品、燃料噴射装置などの電子部品の不足が生 […]

東日本巨大地震と福島第一原発事故により日本の部品メーカーの生産や物流に影響が生じていることを受けて、欧州の自動車関連工場の生産に影響が生じる懸念が生じている。特に半導体やエンジン部品、燃料噴射装置などの電子部品の不足が生産に影響するとみられている。また、欧州の自動車関連メーカーでは大手を中心に在日駐在員の出国や日本の従業員とその家族を退避させる措置を取り始めている。

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生産への影響に関しては、自動車に使用する部品が約2万点にも及ぶうえ、震災前に日本を出発した貨物船が部品を輸送中であることから、短時間での分析は困難とされている。例えば、独高級車メーカーのBMWでは、7~10日以内に詳細な予測が立つ見通しとしている。

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■ 大手メーカーを中心に出国や退避の動き

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独自動車部品大手のコンティネンタルはチャーター便を手配し、在日駐在員を出国させる措置に踏み切った。他社とも連絡を取り同社以外の従業員も同乗したもよう。

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同社では、日本語がわからない駐在員やその家族にとっては、詳細な情報の把握が難しく、日本政府や自治体の説明・指示を理解することも難しいため、欧州系従業員の安全のため出国措置をとった。

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このほか、自動車大手のダイムラー、BMW、フォルクスワーゲン(VW)、部品大手のボッシュ、化学大手のBASF、バイエルなども出国や西日本の拠点などへ従業員を退避させる措置をとっている。日本に従業員約2,500人を持つ独電機大手のシーメンスは、全ての従業員に出国を認めている。

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