独フラウンホーファー研究所の12機関によるアライアンス「Fraunhofer Adaptronics Alliance(FAA)」がインテリジェント材料の研究開発および実用化に取り組んでいる。
\インテリジェント材料とは、外的な環境変化に応じて特性や構造を変化させることが可能な材料で、同アライアンスでは例えば、車台と金属製車体フレームの間に設置するピエゾセラミック製の防振システムなどを開発している。従来の防振ゴムシステムに比べ振動と騒音を抑える効果が高いという。同システムは現在、フォルクスワーゲン「パサート」で実用試験している。
\FAAは、4月4~8日にドイツのハノーバーで開催される国際産業見本市(ハノーバーメッセ)で同防振システムなどの研究成果を紹介する予定。
\