独フォルクスワーゲン(VW)のスペイン子会社であるセアトは、今年は販売台数を昨年の34万台から(現行のモデルだけで)8~10%増加させる目標を掲げている。同社のジェームズ・ムーア社長が3月27日付の業界紙『Automotive News Europe』(電子版)とのインタビューで明らかにした。
\さらに、2018年までに約2倍の80万台を目指す計画だ。昨年は3億1,100万ユーロの赤字を計上するなどVWグループの問題児であったセアトだが、2013年には黒字に転じる見通しという。
\今後の事業拡大や生産強化に向けて、年内に300~800人を増員する計画。同社では現在、約1万3,500人の従業員を抱えている。来年は新型「レオン」、新エントリーモデル、4ドアセダン、「イビザ」の改良モデルの4モデルを発売する予定。
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