起亜自動車は、独フォルクスワーゲン(VW)の「ゴルフGTI」に対抗する、ターボチャージャー付きエンジン搭載のホットハッチ(小型ハッチバック)モデルを欧州市場に投入する計画だ。同社の海外マーケティングを担当するSoon-Nam Lee氏がこのほど英自動車専門誌『Autocar』に明らかにした。
\同誌によると、新ホットハッチモデルは3ドアハッチバック「シード」をベースとして開発する予定。また、米市場向けセダン「オプティマ」の最新モデルで使用された新型2.0リットルターボチャージャー付き直列4気筒シータIIエンジンの採用が確実視されている。同エンジンの最大出力は276ps、最大トルクは364nmだが、欧州市場向けの小型ハッチバックは222~232psとなるもよう。
\起亜自動車は今後、出力の高いモデルやスポーティーなモデルを投入し、親会社である現代自動車との差別化を図る意向だ。
\Soon-Nam Lee氏はこのほか、オープンカーが特にイギリスやドイツなどで人気があることと指摘、今後「エクシード」のようなソフトトップのオープンカーを開発し、2014年頃に発表する方針も明らかにした。
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