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2011/4/8

一般・技術・その他 (旧)

欧州委、EV普及促進に向け汎欧州プロジェクトを支援

この記事の要約

欧州連合(EU)の欧州委員会は3月30日、電気自動車(EV)の普及に向けた汎欧州プロジェクト「Green eMotion」を支援すると発表した。欧州8カ国の12のモデル地域で実施されているEV関連プロジェクトを比較するこ […]

欧州連合(EU)の欧州委員会は3月30日、電気自動車(EV)の普及に向けた汎欧州プロジェクト「Green eMotion」を支援すると発表した。欧州8カ国の12のモデル地域で実施されているEV関連プロジェクトを比較することにより、ノウハウを共有し、技術力やサービスの向上を図る。同プロジェクトの期間は4年、総予算は4,180万ユーロ。うち、欧州委は第7次研究枠組み計画(FP7)の一環として2,420万ユーロを支援する。

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「Green eMotion」では、各プロジェクトの参加企業や行政・研究機関がさまざまなタイプのEVを比較し、次世代送電網(スマートグリッド)、情報通信などに関する技術やモビリティコンセプトなどをについて情報を交換するプラットフォームを構築する。これにより、問題の早期解決を図るほか、欧州市場に最適な技術やコンセプトの見極めが容易になるなどの効果があると見込んでいる。

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同プロジェクトには、自動車業界からBMW、ダイムラー、ルノー、日産、マイクロ・ヴェット、部品大手の独ボッシュなどが参加。このほか、独電機大手のシーメンス、ソフトウエア大手の米IBMや独SAP、仏電力公社(EDF)など欧州の電力大手、ダブリン、コペンハーゲン、ローマ、バルセロナ、ベルリンなど欧州主要都市の行政機関、さらに、大学・研究機関、技術監査機関なども参加する。

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