仏自動車大手のルノーは超小型シティコミューターとして電気自動車(EV)「トゥイージー(Twizy)」から2機種を発売する。ドイツ市場では2012年3月から6,990~1万ユーロで発売する計画。
\独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、「トゥイージー 45」は出力4kW/5PS、最高速度は時速45km、「トゥイージー 80」は出力15kW/20PS、最高速度は時速80kmとなる予定。両モデルとも2人乗りで座席は前後に配置される。
\ドイツでは「トゥイージー 80」の運転には自動車免許が必要になるが、「トゥイージー 45」では自動車免許証は必要なく、16歳以上であればスクーターなどと同様に保険会社を通して取得する保険ナンバープレートだけで走行できる。
\両モデルとも電気容量6kWhのリチウムイオン電池を搭載し、1回のフル充電(充電時間:約3.5時間)で100km以上を走行できる。バッテリーは販売価格に含まれておらず1カ月当たり45ユーロでリース契約することになる。
\安全装備は、両モデルとも4点式シートベルトが前後のシートに装備されており、運転席にはエアバッグが装備されている。ただし、アンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止装置(ESP)は装備されておらず、エアコンも付いていないなど簡素な装備となっている。
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