米ジョンソンコントロールズと仏サフトの合弁会社ジョンソンコントロールズ・サフトは20日、北京汽車工業(BAIC)と同社の電気自動車(EV)部門である北京電気自動車(BEVC)にEVとハイブリッド車(HEV)向けにリチウムイオンバッテリーを供給すると発表した。
\ジョンソンコントロールズ・サフトは、サブコンパクト・ハッチバック「C30」と小型クロスオーバー「M30」のEV2車種にバッテリーを供給する。C30とM30は共通の車台を使っており、BEVCが開発した電動パワートレーンを搭載する。BAICとBEVCは2015年までにEVとHEVを15万台生産することを計画している。
\ジョンソンコントロールズ・サフトのシェマンスキ社長は、今回のBAICとBEVCに提供するバッテリーシステムは、同社初の中国市場向け製品として中国の研究開発チームによって開発されたものであることを明らかにするとともに、「中国のEV市場は計り知れない成長ポテンシャルを秘めている」と述べ、今後の事業展開に期待感を表明した。
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