車両や貨物コンテナなど移動体の盗難防止対策として、独intransIDの移動体追跡システム「Tracking Information Node(Tino)」が注目されている。
\Tinoは対象移動体の位置を確認し、移動通信規格GSM端末を通して位置情報をテレマティクスポータルや携帯電話などに送信する。振動を感知するセンサーを移動体に設置することで、対象物が移動したり、(設定した)範囲を離れた場合に、アラームが鳴る仕組み。位置情報の送信間隔や範囲、振動感度などをユーザーが設定できるため、様々な移動体の監視に利用できる。
\システムは電池で稼働する。電池寿命も3年と長いため、充電装置を持たない移動体でも利用できる。
\intransIDと独ITコンサルタントのakquinetが共同で販売するTinoBoxには、位置情報を確認できるインターネットポータルジオフェンシング(地図上にバーチャル・フェンスを設定する技術)のアプリや2年間使える端末用のSIMカードがセットで提供される。
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