仏PSAプジョー・シトロエンのラテンアメリカ事業が好調だ。同社が4月26日発表したところによると、アルゼンチンのパロマルニアル工場における完成車の生産台数は100万台、ブラジルのポルトレアル工場のエンジン生産も100万基をそれぞれ突破した。
\PSAの2010年のラテンアメリカ地域における販売台数は前年から27%増加した。また、11年1-3月期の市場シェアは6.0%と、前年同期から0.7ポイント上昇した。同社は昨年、ブラジルに5億3,000万ユーロ、アルゼンチンに1億7,000万ユーロを投資、15年までにラテンアメリカ市場におけるシェアを7.0%に引き上げる計画を発表している。
\PSAは昨年、ラテンアメリカ市場にプジョーのピックアップ「ホガー」、プジョーのコンパクトセダン「408」、シトロエンの「C3エアクロス」を投入した。今後4年間に8車種を新規投入する予定という。
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