『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』紙が6日伝えたところによると、ルノーは9月から電気自動車(EV)の広告キャンペーンを全世界で展開する。テレビなどのマスメディアだけでなく、ユーチューブやフェースブックなどのソーシャルメディアも活用し、幅広い層にアピールすることを狙う。
\広告の最大の目的はEVの一般的な認知度を高めることで、電池駆動機器が日常生活の中で大きな役割を担っていることを伝える。CMのワンシーンでは、レストランで客が会計をする際に蒸気駆動のクレジットカード読み取り器が登場し、消費者に電気の存在の大きさを気付かせるという設定になっている。
\ルノーは今年、「カングー」、「フルエンス」、「Twizy」のEVモデルを市場投入し、合計で最大4万台を販売することを目標としている。来年には「Zoe」のEVモデルを発売する予定だ。
\ルノー・日産アライアンスは、ゼロエミッション車で世界のリーダーとなることを目指しており、2015年までにアライアンス全体でEVおよびバッテリーの生産規模を50万台に引き上げる計画だ。
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