ドイツのフラウンホーファー珪酸塩研究所(ISC)はこのほど、圧力や伸縮を感知するための新たなセンサーを開発した。エラストマーシートの両側に電極層を設けたもので、最大で2倍に伸ばせるのが特徴という。
\同センサーを例えば、自動車のシートに組み込むと、シートが変形した際の静電容量の変化を計測することにより、乗員が大人か子どもか、または、シートに持たれているか前かがみに座っているかなどを感知できる。
\ISCは同センサーを6月7~9日にドイツのニュルンベルクで開催される見本市「Sensor + Test」に出展する。数年以内に同センサーを実用化し、市場投入すること計画している。
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