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2011/6/10

一般・技術・その他 (旧)

独デュル、廃熱回収発電システムのサイプランに資本参加

この記事の要約

独産業設備大手のデュルは5月31日、同国の新興企業サイプラン(Cyplan)に50%出資すると発表した。サイプランが開発した廃熱回収発電システムを世界市場で販売する計画。年内にも最初の発電設備の供給を開始する予定。\ サ […]

独産業設備大手のデュルは5月31日、同国の新興企業サイプラン(Cyplan)に50%出資すると発表した。サイプランが開発した廃熱回収発電システムを世界市場で販売する計画。年内にも最初の発電設備の供給を開始する予定。

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サイプランは2007年の設立で、独フラウンホーファー環境・安全・エネルギー技術研究所(UMSICHT)と共同で、廃熱を回収して発電に利用するオーガニックランキンサイクル(ORC)システムを開発した。ORCは有機液体を廃熱で蒸気にしてタービンを回す仕組み。デュルは今後、浄化システムやバイオガスプラント、熱電供給設備(コジェネレーション)など同社の産業設備にORCシステムを組み込んでエネルギー効率を高める計画。

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サイプランは今後、社名をデュル・サイプランに改める。デュルはエネルギー効率利用分野で今後さらに革新技術を持つ企業を買収する可能性もあるとしている。

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