独フォルクスワーゲン(VW)のスペイン子会社セアトの独法人は、販売強化に向けた新体制を構築している。
\15日付の独業界紙『オートモビールボッヘ』によると、同社のホルガー・ベーメ社長は、今年はドイツ市場におけるシェアを2%に引き上げ(2011年1~5月:1.8%)、ディーラーの平均販売台数を昨年の130台から200台に伸ばす目標を掲げている。そのため、地域担当マネージャーを2人から4人に、エリアマネージャーを16人から24人に増員し、ディーラーのサポートを強化する計画だ。ディーラー網も今後3年で100店増やすことを計画している。
\人事面では、4月に就任したマルクス・ホフマン・フリート担当マネージャーに続き、5月からカールハインツ・ヴレーデ氏とフィリップ・バルトマン氏をそれぞれマーケティングと販売部門のマネージャーとして迎え、新体制で目標の達成に臨むという。
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