無線LAN技術大手の英CSRはこのほど、車内で無線LANに接続できるソフトウエアモジュール「Wi-Linx」を発表した。
\Wi-Linxは同社の無線LANチップ「CSR6000」に対応したソフトウエアモジュール。車載インフォテイメント機器にUSBブロードバンドモデムを差し込むと、車内が公衆無線LAN(ホットスポット)環境になり、スマートフォンやノートパソコンで利用できる。
\CSRのトーマス・カーモディー氏(自動車・PND部門コネクティビティーマーケティング担当)はWi-Linxについて、「インターネット接続が携帯電話を進化させたように、自動車にも同様の変革が起きようとしている」と述べ、現行のブルートゥースを補強する形で、携帯端末と車載インフォテイメントシステムの併用が革新をもたらす、と説明している。
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