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2011/7/8

企業情報 - 自動車メーカー

JLR、英で「レンジローバー・イヴォーク」の生産開始

この記事の要約

印タタ自動車傘下の英ジャガー・ランドローバーはこのほど、英リバプール近郊のヘイルウッド工場でSUV「レンジローバー・イヴォーク」の最新モデルの生産を開始した。\ すでに世界中から約1万8,000台の受注を確保しており、そ […]

印タタ自動車傘下の英ジャガー・ランドローバーはこのほど、英リバプール近郊のヘイルウッド工場でSUV「レンジローバー・イヴォーク」の最新モデルの生産を開始した。

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すでに世界中から約1万8,000台の受注を確保しており、その人気度がうかがえる。75%は輸出向けで、売上高は20億ポンドになるという。また、使用部品の50%を国内メーカー40社が手掛けており、英産業をけん引することになる。

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3ドア(クーペ)と5ドアタイプがあり、5ドアが3分の2を占める見通し。エンジンは、最大出力が150psと190psの2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルと、同240psの2リットル直列4気筒ガソリンの3種類がある。

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ジャガー・ランドローバーは今後5年以内に40の新モデルを発売するという野心的な目標を掲げており、レンジローバー・イヴォークはその1つ。目標達成に向け、技術やエンジンなどの開発に年間15億ポンドを投資する予定。また、クーペを前面に押し出す戦略を持っている。なお、同社は10/11年度決算で10億4,300万ポンドの税引き後利益を計上した。

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