欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2011/9/2

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ、同社初EVの生産を開始

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は8月29日、同社初の電気自動車(EV)のコンセプトモデル「オクタビア・グリーン・Eライン」の生産を開始したと発表した。計10台を生産し、チェコの道路で今秋、実証走 […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は8月29日、同社初の電気自動車(EV)のコンセプトモデル「オクタビア・グリーン・Eライン」の生産を開始したと発表した。計10台を生産し、チェコの道路で今秋、実証走行試験を行う。一般の交通条件の下での走行パフォーマンス、使い勝手、信頼性、安全性などを調査するのが目的だ。地球温暖化を食い止めるための車両の排ガス規制は年々、厳しくなっており、シュコダは将来、EVが重要な役割を果たすと見込んでいる。親会社のVWと協力し、今後も開発を進める計画だ。

\

オクタビア・グリーン・Eラインはシュコダの主力モデル「オクタビア」のステーションワゴンをベースにしており、モーターの最大出力は85キロワット、最大トルクは270Nm。蓄電容量26.5キロワット時、重さ315キログラムのリチウムイオン・バッテリーを搭載している。時速0~100kmの加速は12秒、最高時速は135キロメートル。フル充電時で最大150キロメートル走行できる。

\
企業情報 - 自動車メーカー
一般・技術・その他 (旧)
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |