第64回フランクフルト国際モーターショー(IAA)が15日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相の出席のもと開幕された。13・14日はプレスデー、15・16日は業界関係者向け、17~25日は一般公開となっている。今回のIAAでは、従来の内燃エンジンのほか、ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、レンジエクステンダー(航続距離延長装置)搭載モデル、純粋な電気自動車など、様々な駆動システムを見ることができる。
\今回は世界32カ国から1012社が出展し、前回(2009年)の781社を大幅に上回った。主催者のドイツ自動車工業会(VDA)は前回と同水準の約80万人の来場者を見込んでいる。
\VDAによると、今年は183件の世界初公開が予定されている。うち自動車メーカーは45件、自動車部品メーカーは94件。
\ドイツメーカーではアウディの電気自動車(EV)「A2コンセプト」やBMWが2013年に発売を予定する「i3」および「i8」のコンセプトモデル、ダイムラーの新型「Bクラス」やBMWの新型「1シリーズ」、フォルクスワーゲン(VW)の1シートのコンセプトカー「NILS」などが世界初公開となる。また、独自動車部品大手のZFは新型9速自動変速機(AT)を出展する。
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