ドイツの樹脂加工メーカー。製品分野により「K-TECH」「KAPSTO」「FAMAC」「TEKU」の4ブランドを展開する。キャップ・中栓の「KAPSTO」ブランドは特許を申請してから今年で50年目を迎える。従業員数は約1,300人。ドイツ北西部のローネに本社を置く。
\ \同社は1949年にコルクメーカーとして創業した。1955年に飲料用のキャップや中栓の生産を開始。手動の射出成形機を調達したことが事業拡大への契機となった。
\ \同社は現在、自動車や電子部品、機械・工具向けの樹脂製品を製造する「K-TECH」、キャップ・中栓の「KAPSTO」、薬品・食品・コスメティック用容器などを生産する「FAMAC」、園芸用品「TEKU」の4ブランドを展開する。
\自動車向けでは、「K-TECH」からスイッチや空調システムやエンジンルーム、ブレーキ、内装などに使用する樹脂部品を開発・生産している。
\「KAPSTO」ブランドではボトルのキャップなど3,000を超える製品を持ち、1970年代以降、欧州の主力ブランドとなっている。同ブランドは、今後の事業拡大に向けて、今年から米国市場にも進出した。
\ \同社の拠点は欧州が中心で、ドイツのほか、フランスや英国、スペイン、デンマーク、チェコに工場を持つ。
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