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2014/5/30

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この記事の要約

独自動車用照明大手のヘラーが主導する自動車向けのインテリジェント・ライトシステムの共同開発プロジェクト。夕暮れや日の出の時間帯に日光でドライバーの視界が妨げられる問題に対応するため、走行状況に応じて自動的にヘッドライトを […]

独自動車用照明大手のヘラーが主導する自動車向けのインテリジェント・ライトシステムの共同開発プロジェクト。夕暮れや日の出の時間帯に日光でドライバーの視界が妨げられる問題に対応するため、走行状況に応じて自動的にヘッドライトを調整し、安全な運転を支援する照明システムの開発を目指す。

実施期間は2014年4月1日〜2017年3月31日までの4年間。予算は440万ユーロで、このうちドイツ連邦教育研究省(BMBF)が約200万ユーロを支援する。

同プロジェクトにはヘラーのほか、半導体大手のエルモスセミコンダクター、化学大手のメルク、自動車大手ポルシェの子会社であるポルシェ・エンジニアリング・グループ、電子回路基板大手のシュヴァイツァー・エレクトロニック、パーダーボルン大学が参加。半導体をベースにしたLED照明システムに液晶ディスプレー(LCD)を組み込むことにより、計5万ピクセルの高輝度のヘッドライトを開発する計画という。

また、同プロジェクトでは、乗用車だけでなく、トラックやバスにもインテリジェント・ライトシステムを導入することや、プロジェクトで開発した個々の部品を他の産業分野に活用することも視野に入れている。

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